メンテナンス
オイル塗装商品のメンテナンス用オイルワックスもご用意しています。
ドイツにあるリボス社の自然健康オイルと蜜蝋ワックスを混合した天然植物オイルワックスです。オイル、ウエス、研磨布、説明書がワンセットになっているので便利です。
オイルについての詳細、使用方法、ご注文等は下記のページからどうぞ。
» メンテナンス用オイルについての詳細はこちらのページをご覧ください。
2008年にグッドデザイン賞を受賞した、機能性と美しさを兼ね備えたSPIRAL(スパイラル)スタッキングスツールです。貴少な純粋の日田杉(インタロウ杉)の黒芯杉で製作しました。この材質は乾燥が大変難しく、なかなか市場に流通していない貴重な素材です。
黒芯材を低温でゆっくりと時間をかけ乾燥させると、杉の香りもいっぱいで、樹脂分が多くしっとりとした素晴らしい素材となります。
樹脂分が多いので腐食し難く、強度があります。また、抗菌作用があるため、アレルギー体質の方にもお勧めです。
デザインを手がけたのは、一級建築士・構造エンジニアの野木村敦史氏です。彼が手がける家具は、一つの完成したデザインでありながら、
組合わせることにより様々な形へと変化していく、構造から生まれてくる新しいデザインです。2007年の100%DESIGN TOKYOでは100%DESIGN PREMIOを受賞するなど、沢山の話題をよんでいます。
● SPIRALは岩手県の世界遺産中尊寺境内の「かんざん亭」や、福岡県久留米市にある温泉宿「ふかほり邸」でもご使用頂いております。
» 世界遺産中尊寺境内「かんざん亭」詳細はこちら。
» 福岡県久留米市の温泉宿「ふかほり邸」詳細はこちら。
● 納期について
黒芯杉は希少な素材の為、在庫を切らす事が多い商品です。製作には特別にお時間を頂く事がございます。お急ぎの場合は、ご注文時に納期をお問合せ下さいますようお願い致します。
● 在庫について
受注生産となっておりますが、在庫があるものもございます。
庫分はご注文を受けてすぐに出荷が可能です。在庫の有無は、メールや電話にてお気軽にお問い合わせ下さいませ。
SPIRAL 日田杉・黒芯
送料無料
在庫あり
PRICE
¥30,800 (税込)~
杉は山から伐採した段階では赤身の部分は真っ黒です。
何故黒芯杉が出来るのかは見識が別れるところですが、谷間等の育った土地の豊富な水分や養分、鉄分等の影響でこの黒芯杉が出来るそうです。
これを通常の高温乾燥すれば、真っ黒な黒い芯の杉になってしまいます。
見た目が悪く木材市場では安い価格で取引される事が多いようです。
原木価格は安いけど、乾燥には多くの時間と努力が必要な素材、という事でやっかいな杉なんです。一般に多く出る素材では有りませんから逆に入手しようとすれば大変です。
高温乾燥したら折角の杉が持つ酵素をなくしてしまうので、低温で普通の杉材の3倍もの時間をかけて、ゆっくりゆっくり乾燥して行きます。杉の香りもいっぱいで樹脂分が多くしっとりとした素晴らしい素材になってくれます。
樹脂分が多く腐食し難い・強度がある・抗菌作用が有りアレルギー体質の方にもお勧め。このように『黒芯杉』は素晴らしい特性を持っている素材なのです。
※ 写真の左側が通常の杉材で、右側が黒芯杉です。黒芯杉は通常の杉より茶色味が強いです。
今、日本中で植林された杉が伐採の時期に達していますが、安い外国材の輸入が増え、国内の殆どの森林の荒廃が進んでおり危機的状況にあります。
また、森林の荒廃は地球温暖化の原因の一つであり、深刻な問題でもあります。
日本の森林の復活には間伐の実施や、杉や桧といった国内にある木材を使用することが一番大事ではないでしょうか。
遠い外国から船や飛行機をを使って木材を輸入するためには、輸送に使う原油が必要なのに対し、国産材を使う事で原油の使用量を抑える事が出来ます。
私達、家具製作者は外国からの輸入に頼らない家具作りが大切な時期になってきました。
simmsでは杉材、間伐材を使用する事で、資源を最大限に有効利用し国内の木材利用促進を図ります。
◎ 材料に杉材・杉間伐材を使用した商品
simmsでは杉材・杉間伐材を使用した、スツール・ちゃぶ台・チェスト・TVボード等がございます。
» 杉材・杉間伐材 商品一覧はこちらからどうぞ。
国や地方自治体の公共の建物を中心に、国産木材の利用拡大を目指した「公共建築物木材利用促進法」が成立しました。
国が建てる低層建築物については、今後策定する基本方針に「原則としてすべて木造化を図る」ことを盛り込んでいます。
法は、国や自治体は公共建築物木材利用に努めなければならないと明記し、国に利用促進の基本方針策定を義務付け、
都道府県や市町村にも独自に方針を定めることができるとしました。
日本の国土には、良質な人工林を中心に豊かな森林が全国至る所に広がっていますが、
消費されている木材のうち8割が外国産で占められています。
一方で、日本の年間森林資源の成長量は、日本の年間消費量に匹敵するのも事実です。
森林は二酸化炭素を吸収し、地球温暖化防止に貢献し、土砂災害の防止、良質な水をはぐくむ水源かんよう、
生物多様性機能など計り知れない多様な公益的機能をもたらします。
国産材が使用されないことが、林業後継者不足を生み、間伐の遅れなど手入れの行き届かない人工林が増え、
森林が持つ多様な公益的機能を弱くしているのが現状です。
国産木材利用を促進し、外材依存から脱却することで、木材利用の受け皿が出来き、停滞する林業再生に期待が繋がり、
地域活性化、森林が持つ多様な公益的機能を強めていくことができます。
国の取り組みだけではなく、都道府県から市町村に至まで、積極的に国産材を活用する事が林業再生の鍵を握ります。
佐賀県では2007年度から「県産木材利用推進プロジェクト」を展開中です。県産材の普及啓発を図る「木づかい運動」や、
県産乾燥木材認証制度等の方法で生産拡大と需要拡大を進めています。「木の地産地消」を進める民間の動きも活発化しています。
武雄市にあるNPO法人循環型たてもの研究塾は、地産地消のメリットとして、材料の輸送距離短縮のより、二酸化炭素削減に繋がる事、
自然素材の家は結果として省エネになること、地元産使用でそれを扱う地元の職人の出番が増え地域の活性化につながることを挙げています。
植える、育てる、うまく使うこのサイクルが森林を育て、地域や環境をより良くします。木材は再使用、再利用、再生産ができる
環境に優しい資源という認識を持ち、資源を最大限に有効利用して行くことが最大の課題です。
オイル塗装(「オイル仕上げ」や「オイルフィニッシュ」ともいいます。)とは、木材の表面にオイル塗料を染み込ませる方法です。
オイルを染み込ませる事で、木材の表面が硬化され、汚れを付きにくくします。塗膜を形成していないので、
木材は常に呼吸をしている感覚です。木材の素材の質感が残ります。
1~2年に1度、蜜蝋ワックス等でメンテナンスすることで、木材の風合いを長年に渡りお楽しみ頂けます。
simmsでは環境に健康面にもやさしい塗料(F☆☆☆☆)のオイル塗料を使用しています。
シックハウス症候群のお方や、自然志向の方におすすめです。
» 詳しくはメンテナンス用オイルについてのこちらのページをご覧下さい。
オイル塗装商品のメンテナンス用オイルワックスもご用意しています。
ドイツにあるリボス社の自然健康オイルと蜜蝋ワックスを混合した天然植物オイルワックスです。オイル、ウエス、研磨布、説明書がワンセットになっているので便利です。
オイルについての詳細、使用方法、ご注文等は下記のページからどうぞ。
» メンテナンス用オイルについての詳細はこちらのページをご覧ください。
SPIRALスタッキングスツールは、佐賀県内の小中学校のコミュニティスペース、佐賀県庁の展望台や休憩室等の公共施設や、
中尊寺の境内『かんざん亭』、温泉宿『ふかほり邸』でもご使用頂いております。
● 世界遺産中尊寺の境内『かんざん亭』
かんざん亭は、岩手県にある世界遺産中尊寺の境内にあります。休憩場所として提供されたり、教育旅行または研修などにも利用する事が出来るスペースがあります。SPIRALのロシアンバーチ材を柿渋で仕上げたものがご覧頂けます。
» 詳細はこちらからご覧頂けます。
● 福岡県久留米市の温泉宿『ふかほり邸』
ふかほり邸は、福岡県久留米市にある温泉宿です。筑後平野の真ん中、穀倉地帯にある天然温泉宿。
一歩門をくぐると、4千坪の敷地へ四季折々の木々や果樹が出迎えてくれ、日常をわすれさせてくれる光景へと誘います。
和の空間が素敵な温泉宿です。SPIRALは玄関ホールでご覧頂けます。
» 詳細はこちらからご覧頂けます。
SPIRALスタッキングスツールは、スツールとしてのご使用はもちろん、様々なシーンで活躍します。
右の写真(1)は、以前開催された「生け花と創作家具のコラボ展」の様子です。
SPIRALのシンプルでユニークなデザインと生け花が良く合っています。
このように植物を座面に乗せて、花台としての使い方もおすすめです。
写真(2)は、ソファの横においてサイドテーブルとして使用しているシーンです。
写真のように本やカップの他にも、携帯電話などの小物を置く台として、あると何かと便利です。また、ベッドの横に置いて、時計や照明など置くのにも便利です。
写真(3)は、男の子がSPIRALを並べて遊んでいるシーンです。複数のSPIRALの脚同士を付けて並べたり、座面を付けて並べたりすると、線状になったり円状になったりします。
ユニークな形に変化し、パズルのように遊べる道具としてもお楽しみ頂けます。
その他にも、形が安定しているので「踏み台」としても活躍します。座面の中央の三角の穴に手をかけると、片手でサッと持ち運べるので活用頻度も高いです。
スタッフも商品撮影の際、高いところから撮影する時によく踏み台として使用しています。
SPIRALデザイナー
野木村敦史氏
» OFFICIAL SITE
お客さんが来られた時にちょっと使いたい。ちょっと高いところにあるものを取りたい。ちょっとあっちで座りたいこっちで座りたい。
狭いところだけどちょっと座るところが欲しい。そんな「ちょっと」使用したいのがスツールだと思います。
そう考えるとスツールはちょっとの時意外は邪魔者?となりかねないのではないか。どんなシーンでも使ってもらえるスツールってできないものだろうか。しかも機能だけという機械的なものではなく、美しく使いやすいもの。
仕舞う必要の無い、または邪魔にならないスツールが、前向きにいえば楽しい、美しい、どんなシーンでも使いたくなる『何処でもスツール』、『いつでもスツール』、これはもはやスツールと言うカテゴリーには納まらない、カテゴリーの存在しない道具、いやアート?そんなものを目指して3年を費やしつくりました。こんな単純なものなのに・・・?「単純でありながら単純さを感じさせないもの」は私の大前提ですが、これがなかなか大変なのです。う~んなやまし~!
単体で座る、物を置く花台や電話台に。重ねたときは物置き台、オブジェとして飾に。並べると座る、物を置く、テーブルに、子供たちのゲームに、飾りに、パーティーに、使わないシーンを考える事の方が難しいというのは言い過ぎだろうか。思いのままに使っていただければいろんな楽しいシーンが創造できる。そしてこのスツールと一緒にそんなシーンを増やしていってもらいたい。暖かく楽しいシーンを。
三角形、60度、円形、スパイラルと聞くと数学的なイメージがしますが、見た目や使い方は感覚的なスツールです。
数学は実は美しく感覚的であったりするものです。エンジニアで家具職人そしてデザイナーの呟きでした。
人にやさしい、安全、環境にやさしい、求めやすい、美しい、使いやすい、これらの要望は全てこの考え方に集約されるものと思っています。
昨今、叫ばれているROHAS、ECOと言った物ももちろんこの考え方の中にしっかりと入ってくるでしょう。
単純だからこそ広がりが生まれ、美しさが生まれ、有用なものが生まれ、安全なものが生まれ、わかり易いものになる。
エンジニアとしての視点、家具職人としての視点、デザイナーとしての視点、この3つの視点がシナジーを発揮した時にこれらが生まれます。
是非、体感して楽しんでみて欲しい。永く、そしてあなたの身近なところで・・・
性能を落として、昔の生活に戻ってというようなストイックな考え方での安全、環境の取り組みは長続きしないでしょう。
木は安全でそして環境に優しい素材であることは誰もが知っています。木は二酸化炭素を酸素に変えてくれる。木は使用してもまた育ちます。
木を伐採し木を植え、木が育つまでその木を使った製品が使われれば無限のサイクルが出来ます。
木は石油化学製品と違い人体に安全で最後には土に返ります。木をきちっとした形で使用することは安全安心環境維持のために効率的なもので、
長続きさせることが出来る素材ではないでしょうか?しかしそのためには有用で、美しいものを提供し永く使用していただかなければいけないでしょう。
ただ安全だから安心なものだからと言って闇雲に木を押し付けるでは永い使用には耐えられない、長続きしないのです。
フォルムだけではない総合的なデザインが必要になってきます。そこにエンジニア、家具職人、デザイナーの視点が役立ちます。
快適にご使用いただくシーンを考えた物作りをしたいと考えています。
simmsと私は、塗料にもこだわります。
ソープ仕上げ(石鹸での仕上げ)、ガラスコーティング(焼き物の釉薬や琺瑯鍋などをイメージしてください)仕上げなど安全な仕上げを用途、素材に合わせ選択して使用しています。
これらの塗料はいずれも従来品とは大きく異なり、新しい技術により現代の生活に前向きにご使用いただける製品となっています。
ただ昔の安全なものを使え!というストイックな考え方はROHASではありません。これらの塗料は現代の知恵で改良した性能と安全を併せ持った特許製品です。安全安心環境は長続きして初めて意味を発揮するものです。われわれは前向きにそして確実に安全、環境に取り組んでいきます。
SPIRALシリーズには、2008年にグッドデザイン賞を受賞した「SPIRAL」と、そのSPIRALの背を高くした、カウンターテーブル用の「COUNTER」、
こども用に丸みを付けた「BaBe」の3種類のスタッキングスツールがございます。どちらも能性と美しさを兼ね備えたスタッキングスツールです。